文系出身がおくる物理せいかつ

中学の時に数学や理科が嫌いになり、高校大学と文系に進んだが、大学の時にあることがきっかけで物理に目覚めたとある文系の日記です。興味ある分野は物理のほか、数学、言語、景観工学、観光学、鉄道あたりですのでこの辺りが主なトピックスになりそうですな。

【放送大学】卒業研究面接審査が終了しました

みなさんこんにちは。

 

この度、放送大学の面接審査が終わりました。単位をくれるかどうかはまだわかりませんが、とりあえずひと段落ということでご報告です。

☆☆追記☆☆

成績は@でした!!先生手加減してくれたのかな?(笑)

 

私は放送大学本部ではなく、近くの大学の先生に卒研を見てもらっているので本部の学生とは少し状況が違います。今回の発表会はクローズドで、私と主査、副査の3名だけの空間で行われました。主査は私の指導教官、副査は放送大学本部の先生がテレビ電話で参加という形式でした。

 

パワーポイントで卒研の内容を説明するというのが課題でした。クローズドではあるけど卒研発表会に相当すると言われていたのでそのつもりでいました。しかし、フルタイムで仕事をしながら卒研発表の準備というのは私にとってかなり負担でした。とでも言い訳をしないとやってられないほどプレッシャーが高まっておりました。

 

作業は遅々として進まず、前日は徹夜でスライドを作り、(一応の)完成形ができたのは発表20分前。もちろん発表練習なんかする時間ありません…。とりあえず発表時間に遅れるわけにはいかないのでそのまま会場へ向かいました。

 

さて、実際に発表が始まると、自分でも、何言ってるかわからん(;´Д`)状態になってしまいました…。とりあえず、何を言っているのかわからないけどスライドを進めていく…。漂う気まずい空気…。重い…。けど、やらなければ…。脳内では大パニック、今すぐにでも巨大隕石が地球に衝突して何もかも無かったことにしてほしいと思いながらも、とりあえず白目を剥きながらスライドを進める…。

 

最後のスライドをめくり、とりあえず喋り終わったが、事前に準備するように言われた発表時間の3割ほどしか喋っていなかったことに気づいた。先生からも当然指摘されるが、「まぁ、慣れてないし、しょうがないよね。」ということで流してもらえた…。

 

質疑応答では、まず「最初に問題点として指摘していたことが発表内で解決してなかったね」というご指摘。これはスライド作成中に気づいていたけど、もうそこまで作る時間がなかったので諦めて入れなかったのです…。次の質問は、まぁ、これまた発表内で省いていた部分に関する質問。これも聞かれるだろうなとは想定していたので、無難に答えました。

 

発表会自体はこれで終了。まぁ、明らかに準備不足が露呈してしまった、不完全燃焼な発表になってしまいました。これが学部教育の集大成というのは自分でも納得いかないものとなりました。何より、なんかこう、準備不足過ぎてアカデミックな議論のレベルに行けなかったのが何よりも悔しいです。まぁ、卒業研究はこれで終わりですが、研究の道は(多分)続くと思いますので、今後、この悔しさを忘れずに、一歩一歩やるべきことをやらなければならんなぁ、と、思っております…。

 

この発表会の後おまけがありました。以前から放送大学卒業したら進路はどうするのかと指導教官から聞かれており、「大学院まで行きたいと思ってます」と答えていたのですが、発表の後で、「知り合いの先生で、院生の受け入れができそうな人がいるけど、話聞きに行く?」と誘われました。これは願ってもないチャンス!もちろん話を聞きに行きました。結局その足で大学院入試の募集要項を貰って帰りました。

 

卒研の発表自体は苦い思い出になってしまいましたが、新しい道が見えてきて嬉しくなりました。失敗は引きずらず、次を目指して頑張ろうと思います。

 

これから卒研を受ける皆さんへのアドバイスですが、

分からないことがあったら質問をする

癖をつけるべきです。私の場合、わからないことを「後で調べてからそれでもわからなかったら…」「こんな事いまさら聞くのはちょっと…」などと考えて後回しにした結果、卒研発表資料を作る段階でわからないことが溜まりすぎていることに気づいたけどどうすることもできなくて上記のような状況に至っています。特に

「徹底的に調べてからどうしてもわからないときだけ質問する」という気持ちは危険

です。それでは絶対質問しないでしょう。わからないことは、わかる人に聞くのが一番早く解決します。その人から「このことなら○○という本にも載っているから見てみなよ」とか言われたらそこを調べればよいのです。是非、質問することを躊躇わず、早い段階で解決しましょう。

 

それでは、皆さんの健闘をお祈りしいたします。