文系出身がおくる物理せいかつ

中学の時に数学や理科が嫌いになり、高校大学と文系に進んだが、大学の時にあることがきっかけで物理に目覚めたとある文系の日記です。興味ある分野は物理のほか、数学、言語、景観工学、観光学、鉄道あたりですのでこの辺りが主なトピックスになりそうですな。

退職したいと上司に言ってきました

 みなさんこんにちは。

 

 この度、新卒で3年働いた会社を辞める決意をし、会社に退職の意を伝えたのでその瞬間の心境を綴っておきます。今後辞めるつもりがある方は、ご参考にどうぞ…

 

 私は大卒で会社に入りました。それと同時に放送大学に3年次編入をし、仕事をしながら大学にも通っていました。3年で卒業できるように計画をしており、その計画通り単位が揃い、卒業が確定しました。また、最後の年には大学院も3つほど受験し、2つは合格しました。(あとの一つは仕事で口頭試問に出られなかったため不戦敗)

 

 というわけで、普段から「これは俺がやるべき仕事なのか?」とか「辞めてぇなぁ~」とか思っていたわけです。大学院も、前々から行きたかったけど金銭的な理由で断念していたけれど、そこそこお金もたまったし(ギリギリだが)いっちょ辞めるか!と思ったわけです。

 

 ところが、いざ話すとなると中々難しいんですね。「〇日の△時までに言うぞ!」と思っていても切り出せません…。なぜ「切り出せないんだ…?あんなに辞めたかったのに…」と何度も自問自答しました。浮かんでくる理由は、

「定期収入がなくなる不安」

「履歴書に傷がつく」

「社会的信用の低下」

あたりでした。一方、大学院進学のメリットは

「研究に時間が割ける」

「TAなどで教育経験を積める」

「大学にコネを持てる」

「就ける職の幅が広がる」

などでしょうか。しかし考えれば考えるほど

「仕事を辞めて大学院進学なんてアホらしいんじゃないか?」

「大学院で周りについていけなかったらどーする?」

「資金切れ起こしたらどうする?」

とかいろいろな考えが巡りました。

 

最終的に対面では無理だったので電話で言うことにしましたが、電話するのにも1時間くらい悩みました。もう意を決して電話すると、滅多にこちらから電話することなどないので「どーしたの?」とか言われるんですが、もうズバッと言いました。

「退職したいんです。」

と。さらに「どーしたの??」と聞かれましたが、現時点では特に理由は言いませんでした。さらに上の上司に代わると少し淡々とした話になりました。

「辞めるのはいつ頃を考えてるの?」

「有給どうする?」

という感じで。こちらも希望を淡々と伝え、次回出社時にまた話しましょうということになり終わりです。

 

もっと清々しい気分になるかなと思っていたのですが、ずっと動悸が止まりません。急に周囲が真っ暗になったような強い恐怖感に襲われました。意外でした。ちょっと大げさかもしれませんが、自殺しようと思ってるときは死はまだ漠然としたイメージでしかなく、「死んだら楽になれる!」と思ってるけど、いざ首を絞めると死が現実の物となり、「え、やっぱ死にたくない…」と思っちゃうみたいな感じでしょうか?

 

まぁ、今冷静に考えれば、会社辞めたくらいじゃ死なないし、今の仕事をまた続けたいかと言われると別にそんなこともないのでこれで良い気がしてきました。多分この電話前後の感覚は一生忘れないと思います。それほど強烈でした。

 

とりあえずこれから収入源を何か探さなくてはいけないので、なんか色々頑張りたいと思います。できれば大学にいる間にフリーランスで飯食えるくらいにはなりたいとかそういう心持ちでいます。

 

今日の感想はこんなもんですが、どうでしょうか?私の場合は割と恐怖と戦った時間が長かったです。今もその渦中にいますが、いずれ新しい生活が始まればそんなことも忘れるだろうと思います。これからは会社に縛られず、自分の責任でやりたいこと、やりたくないことを判断できるというのはよく考えたら嬉しいですね。はい、がんばりまーす。