文系出身がおくる物理せいかつ

中学の時に数学や理科が嫌いになり、高校大学と文系に進んだが、大学の時にあることがきっかけで物理に目覚めたとある文系の日記です。興味ある分野は物理のほか、数学、言語、景観工学、観光学、鉄道あたりですのでこの辺りが主なトピックスになりそうですな。

【院試】理系大学院に受かるまで ①受験大学を決めるまで編

 みなさんこんにちは。先日とある大学院から合格通知が来たので、それまでのいきさつを綴っておこうと思います。

 

 その前に私の経歴を書いておきます。

 

 高校(文系)

4年制公立大学(文系)

放送大学3年次編入(自然と環境コース)

その間正社員でサラリーマン

リーマン3年目で大学院(理系)受験して合格 ←今ここ

 

って感じです。ストレートじゃなく紆余曲折あった人の経験談です。

 

 で、大学院受験を意識しだしたのは1つ目の大学の時でした。当時色々あって今まで無縁だった物理に目覚め、理系に3年次編入でもしようかと考えていました。しかし、金銭的余裕がないので仕方なく仕事をしながら放送大学で勉強しようと考えたわけです。

 仕事は運良く(?)正社員になれましたが、入社当初から、3年目に大学院受験して合格したら院進しようと目論んでいたわけです。

 

 入社直後は本当にお金もモノもなく、せっかく放送大学(以下放大)に入学したのに前期は1科目しか受講できませんでした(放大は1単位5500円)。金銭的な理由もあり、卒業までは3年かける計画になりました。

 この頃受験する大学院としてアメリカの院を想定していました。アメリカなら授業料かからないし給料ももらえるという話だったので。アメリカの院はGPAが大事っぽいので、なんとか成績を下げないようにしようと意識はしてました。また、後述するIELTSのために単語帳を買ってチマチマ単語覚えてました。

 

 また、1つ目の大学の卒業研究(物理じゃない)がそこそこ上手くいってたので、学会誌に投稿するなどの実績づくりもしておきました。

 

 放大2年目は、次年度の卒業研究(物理分野)に向けて色々と事務的な手続きをしつつGPA維持に努める生活をしてました。まぁ、中だるみしてGPAは2台に落ちましたが…。そして、この頃ちょうど飛行機に乗りまくるのにハマっておりカネを使いすぎた…。

 

 そして放大2年目の終わり頃、IELTSを受験しました。IELTSとは、だいたいTOEFLと同じようなもので、留学するのに必要な英語力を図るテストです。海外留学する場合はTOEFLかIELTSのどちらかのスコア提出がだいたい求められるので、私はIELTSを選びました。IELTSを選んだ理由は特にありません。フィーリングです。余談ですが、日本の大学院でも徐々にIELTSのスコアが使えるところが増えているようで、日本の大学院も受けましたがIELTSのスコア使えました。

 

 ちなみに受験の結果は…海外大学院の必要スコアには到達できませんでした。本当は数回受験してスコアを伸ばすつもりでいましたが、飛行機に乗りまくっててお金がないという理由で再受験できませんでした(自業自得)。また、IELTSのスコアが十分取れなかったので、海外大学院で必要なGREという試験も受験もしないことにしました。GREは簡単に言えばセンター試験のような共通試験です。

 

 てな訳で、受験する院は国内から選ぶことになりました。候補は3つ浮かびました。それぞれの長所短所も挙げておくと…

 

放送大学大学院

○学費安い、物理を続けられる、倍率が低い、仕事をしながら通える

×研究指導の頻度が少ない、院生用の研究室がない、就職に弱そう(?)

 

・近くの国立大の院(物理分野じゃない)

○共同研究室に机が貰える、片手間に物理できる、倍率が低い、図書館使いまくれる、出張費とか出るらしい(?)、箔がつきそう(?)、物理よりは就職しやすそう(?)

×物理専門じゃない、学費高い、学振DC1出ないと博士後期まで行けない、仕事できない

 

沖縄科学技術大学院大学(通称OIST)

○検定料タダ、給料貰える、引っ越し代出る、共同研究室に机貰える、出張費出るらしい(?)、講義は英語なのでなんか英語使えるようになりそう(?)、箔がつきそう(?)

×倍率高い(?)

 

 だいたいこんなところでしょうか。この3大学に絞って受験対策をしました。

 

 ここまでは、受験大学が決まるまでの紆余曲折について綴りました。次からは個別の院試対策を書こうかと思います。でわでわ〜〜